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  トラブルシュートマニュアル ( Ver06-00以降 )

  「伝の心」機能別 - Windows操作機能

「閉じる」等のWindows操作ボタンを選択しても、違う動作が行われる

  原因

 コンピュータのキーボードのキーが押されたり離されたりしたときに、Windows上でキーイベントが発生します。どのキーの操作が行われたかについてWindowsは、操作対象になっている画面(アプリケーション)に「仮想キーコード」注1)と「スキャンコード」注2)を送ります。
 「スキャンコード」はキーボードの種類によって異なるので、一般的にアプリケーションは「仮想キーコード」をキーイベントとして処理します。
 ただし、アプリケーションによっては「スキャンコード」を使用しているものもあります。
 「伝の心」のWindows操作における画面操作メニューは、ボタン選択時に「仮想キーコード」を操作対象になっている画面に送っています。「伝の心」からは「スキャンコード」は発行しないので、「スキャンコード」を使用しているアプリケーションに対して「伝の心」のWindows操作を行うと、動作しないことやまったく違う動作を行います。
現在「スキャンコード」を使用していると分かっているアプリケーションは「ウィルスバスター2008」「ウィルスバスター2009」です。
注1)仮想キーコード 一般的に、Windows上でキーイベントを伝えるときに使われるコード(符号)です。キーボードには依存しません。
注2)スキャンコード コンピュータのキーボードのキーが押されたり離されたりしたときに、キーボードからCPUに送られるコード(符号)のこと。
キーボードの種類によって異なります。


  対処方法

 画面操作メニューの操作はマウス操作盤で代用可能です。ここでは、[閉じる]操作について「ウィルスバスター2009」対処法を例にして、マウス操作盤で代用操作を記載します。

1. マウス操作盤の表示
   (1) Windows操作のトップメニューから、[基本マウス]または[マウス操作]を選択します。
(「伝の心」のVer.によってメニュー名称は異なります。)
  (2) マウス操作盤がマウスカーソル位置に表示されます。
マウス操作盤の表示 



2.マウス操作盤の移動
  (1)
4方向の矢印の何れかを選択し、「ウィルスバスター2009」のメインメニュー画面右上の[×]ボタンに向かってマウス操作盤を移動させます。
マウス操作盤の移動
 
  (2)
中央の円の中心にあるマウスカーソルが、「ウィルスバスター2009」のメインメニュー画面右上の[×]ボタン上にあるようにします。
(※スイッチ入力でマウス操作盤の移動は停止します。)

3. マウスクリック
   (1) 中央の円を選択するとサブメニューが表示されるので、[左クリック]を選択します。
マウスクリック
 
  (2)
「ウィルスバスター2009」のメインメニュー画面右上の[×]ボタンがクリックされ、画面が閉じます。
 


4. マウス操作盤の終了
   (1) 再度中央の円を選択し、サブメニューから一番下の項目[戻る]又は[終了] を選択します。
(「伝の心」のVer.によってメニュー名称は異なります。)
  (2) マウス操作盤が終了します。
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