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伝の心


2004.02.17

「伝の心」ウィルス対策について


 現在、MyDoomと呼ばれるワームが報告されております (別名に W32.Novarg.A@mm、WORM_MIMAIL.R、W32/Mydoom@MM 等があります) 。MyDoomは、脆弱性を悪用したワームではありません。メールに添付されている実行形式のファイルを実行することにより感染します。

MyDoomについて: http://www.microsoft.com/japan/technet/security/virus/mydoom.asp

 ウィルスに感染しても、「伝の心」ユーザーが気付くことは殆どありません。また、介護者やサポートの方にも見過ごされやすく、「伝の心がフリーズする」、「スイッチが動作しない」等といったご相談を受けて、初めて発覚する事例がしばしば見受けられます。
 このため、原因の特定に時間がかかることが多く、また、ウィルス感染した「伝の心」を以後安定した状態でご利用頂くためには、パソコンのリカバリが必要となります。よって、ウィルス感染は未然に防ぐことが重要です。

 今回は、「伝の心」ユーザー様向けのウィルス対策について以下にまとめましたので、ユーザー様への対応を宜しくお願いします。



  「伝の心」ユーザー様向けのウィルス対策


ウィルス感染による被害を未然に防ぐため、以下の3点を徹底してください。内容の詳細につきましてはこちらを参照ください。
1)
ウィンドウズ操作機能を利用して、デスクトップ上の「伝の心メール添付」にあるメール(添付ファイル)をむやみに開かない。
2)
ウィンドウズ操作機能を利用されている方は、ウィルス対策ソフトやプロバイダ提供のウィルスチェックサービスを導入する。
3)
Windows Updateを定期的に実行する。


ウィルス感染後の対応:
 ウィルスに感染していることが判明した場合は、感染の拡大を防ぐため、速やかに「伝の心」からモデムケーブルやLANケーブルを抜き、インターネットとの接続を物理的に遮断してください。その後、直ちにウィルス駆除を実施してください。
 ウィルス駆除後でも「伝の心」の動作が不安定な場合があります。これは、感染ファイルを削除したことにより、「伝の心」に必要なデータも一緒に削除されてしまうことがあるからです。このような場合、「伝の心」のリカバリが必要となりますので「伝の心」を購入された販売会社までお問い合わせください。


 弊社ではウィルス対策ソフトとして、トレンドマイクロ(株)の「ウィルスバスター」を推奨しており、複数のユーザー様に実際にご利用いただいております。
(* 「ウィルスバスター」では、「伝の心」での利用に際し、特別な設定は不要です。ただし、ウィルス定義ファイル等の更新は定期的に実行されますよう、お願いします。)


 また、プロバイダによっては、電子メールのウィルスチェックサービスを提供していることがあります。こちらもウィルス対策としては非常に有効ですので、ウィルス対策ソフトの導入や設定等に不安のある方は、こちらの導入をご検討ください。
(* サービスの詳細は、ご利用のインターネット接続プロバイダにお問い合わせください。)



  マイクロソフト社のセキュリティ情報について


最新の情報は、マイクロソフト社で公開されているセキュリティ情報一覧をご確認ください。

「伝の心」への修正プログラム導入方法につきましては、こちらをご参照ください。

Windows XP 対象
  ・Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (832894) (MS04-004)
  ・ASN.1 の脆弱性により、コードが実行される (828028) (MS04-007)
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