掲載日:2026/10/23
「CYBOZU AWARD 2026」特別賞を受賞
日立ケーイーシステムズ
- 表彰
- CYBOZU AWARD 2026(サイボウズ株式会社)
- 受賞
- 特別賞(コンサルティングパートナー部門)
AIとkintoneで、組織の知識を未来へつなぐ
このたび、株式会社日立ケーイーシステムズは、サイボウズ株式会社が実施する「CYBOZU AWARD 2026」において、特別賞(コンサルティングパートナー部門)を受賞しました。
当社が長年にわたり培ってきたkintoneビジネスの実績に加え、AIを活用したナレッジ継承の仕組みや、大規模組織におけるkintoneの導入・活用支援など、AI・エンタープライズ領域での取り組みをご評価いただいたものです。
日頃より当社の取り組みを支えてくださっているお客さま、パートナー企業の皆さまをはじめ、関係するすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
目次
「CYBOZU AWARD」とは
CYBOZU AWARDは、サイボウズ株式会社が実施するパートナー表彰制度です。kintoneをはじめとするサイボウズ製品の販売、導入支援、システム開発、ソリューション提供などを通じて、顕著な実績を挙げたパートナー企業や個人が表彰されます。
当社が受賞したのは、「特別賞」のコンサルティングパートナー部門です。長年にわたるkintoneビジネスの経験を活かし、お客さまの業務改善やDX推進を支援してきた実績が、今回の受賞につながりました。
受賞の背景にある2つの取り組み
今回、特にご評価いただいたのは、次の2つの取り組みです。
- AIを活用したナレッジ継承の支援
- エンタープライズ領域における大規模なkintone活用の支援
いずれも、システムを導入すること自体を目的とするのではなく、お客さまの業務課題を起点に、導入後も継続して活用できる仕組みをつくることを重視しています。
「みんなで育てるAI」で、熟練者の知識と判断基準を組織の財産へ
多くの企業では、ベテラン人材の退職や人材の流動化に伴う知識の消失が、重要な経営課題の一つとなっています。
長年の経験によって培われた知識やノウハウが個人の中にとどまり、組織内で十分に共有されていない。マニュアルやFAQが用意されていても、状況に応じた判断までは再現できない。こうしたナレッジの属人化は、業務の継続性や人材育成を考えるうえで大きな課題となります。この課題に対して当社が開発したのが、kintoneとAIを組み合わせた「みんなで育てるAI」です。
「みんなで育てるAI」では、kintone上に設置したAIチャットが、kintoneに蓄積された社内文書や現場データを参照しながら、利用者からの質問に回答します。大きな特徴は、AIが回答して終わるのではなく、業務に精通した有識者が回答内容を確認・校閲し、確認された知識を、AIが次の回答に活用できる形で蓄積していく点にあります。AIの回答だけで解決できなかった場合には、有識者が利用者へ直接回答し、その内容を新たな知識として蓄積できます。また、AIが回答に必要な知識を持っていない場合には、AIから有識者へ確認し、その内容を以後の回答に活用する仕組みも備えています。
人がAIを育て、AIが人を支える。
AIにすべての判断を任せるのではなく、利用者からの質問と有識者による確認を積み重ねることで、組織にとって信頼できる知識を継続的に蓄積していく。それが、「みんなで育てるAI」の考え方です。さらに、「みんなで育てるAI」が組織に残そうとしているのは、知識や回答だけではありません。熟練者が「なぜその結論を選んだのか」という、人が判断するための基準や、経験に裏付けられた知見も組織に残すことをめざしています。
組織の中で、使うほどに価値が育つAI
「みんなで育てるAI」は、熟練者が培ってきた知識や判断基準を組織内で共有し、継続的に活用できる環境づくりを支援します。
必要な情報をAIからすばやく得られるようになることで、問い合わせ対応や調査にかかる時間の短縮が期待できます。また、過去の事例や有識者の知見を日々の業務で参照できるため、新たに業務を担当する人の学習を支え、早期の習熟にもつながります。個人の経験に依存していた業務を組織の知識として蓄積・共有することで、属人化のリスクを抑えるとともに、業務品質の安定にも貢献します。
利用者からの質問と有識者による確認が積み重なるほど、組織固有のナレッジが充実していきます。
既にある情報を回答するだけではなく、人とAIがともに知識を育て、次の世代へ継承していく。それが、「みんなで育てるAI」のめざす姿です。
5,000人規模のkintone活用を支える仕組みづくり
今回の評価につながったもう一つの取り組みが、エンタープライズ領域におけるkintoneの大規模活用支援です。
kintoneは、開発の専門知識がなくても、自社の業務に合わせたシステムを作成できるクラウドサービスです。当社はサイボウズオフィシャルパートナーとして、kintoneを活用したシステム構築、連携プログラムの開発、カスタマイズなどを提供しています。一方、利用者や対象部門が増えるにつれて、権限設定やデータ管理、アプリの公開方法など、組織全体で守るべきルールの整備が重要になります。利用環境を整えるだけでなく、導入後の教育や運用体制を構築することも欠かせません。
当社では、大規模組織におけるkintone活用を支えるため、安全に利用できる環境の整備に加え、権限設定、アプリ公開、データ管理などの考え方をまとめたガバナンスガイドラインの策定を支援してきました。さらに、利用者の習熟度に応じた研修や動画教材を用意し、導入後も継続的に活用できる教育・運用体制を構築しました。
このように、技術面での対応に加え、ルール、教育、運用までを一体として支援することで、5,000人規模での運用と、現場主導によるノーコードでの業務改善を支えています。kintoneを導入して終わるのではなく、利用者が安心して使い続け、現場が自ら業務改善を重ねられる状態をつくること。それが、kintoneの大規模活用を支援するうえで当社が大切にしている考え方です。
ツールの導入ではなく、業務課題の解決をめざして
当社が重視しているのは、製品やツールを導入することだけではありません。お客さまによって、業務の流れも、既存のシステム環境も、現場が抱える課題も異なります。そのため当社では、お客さまと一緒に業務の流れを確認しながら、それぞれの要望に合ったシステムを構築しています。
また、kintone単体での利用にとどまらず、基幹システムとのデータ連携、部門をまたいだ情報共有、現場端末からのデータ取り込みなどにも対応しています。現場端末の提案から、kintoneを通じた基幹システムとの連携まで、ワンストップで対応できることも当社の特長です。
AIもkintoneも、実際の業務で活用され、働く人の負担を軽減し、蓄積された知識やデータを次の改善に活かせるようになって、初めて価値を発揮します。当社は、システム構築だけでなく、活用方法、ルールづくり、教育、導入後の運用までを見据え、お客さまとともに業務課題の解決に取り組んでまいります。
今回の受賞を、新たなスタートに
今回の受賞は、当社にとって大きな励みであると同時に、これまでの取り組みをさらに前進させる新たなスタートでもあります。これからも、長年のkintoneビジネスで培ってきた経験と、AI・エンタープライズ領域における技術やノウハウを磨き、お客さまの業務改善とDX推進を支援してまいります。そして、お客さまの現場にある知識やデータを組織の力へと変え、人とテクノロジーが互いに支え合える仕組みづくりに取り組んでまいります。
改めまして、日頃よりご支援いただいている皆さまに、心より御礼申し上げます。
日立ケーイーシステムズのkintone導入・活用支援
当社では、業務改善システムの検討段階から導入、開発、既存システムとの連携まで、お客さまの状況に応じたkintone活用を支援しています。
主なサービス
- kintoneの導入支援・システム構築
- 業務フローに合わせたkintoneアプリの開発支援
- kintoneプラグインの販売・開発
- 基幹システムや外部サービスとの連携支援
このような課題をお持ちの方は、ぜひご相談ください
- kintoneを導入したいが、どの業務から始めればよいか分からない
- 自社の業務フローに合うアプリを作りたい
- 基幹システムとkintoneを連携させたい
- 利用部門を増やし、全社的な活用へ広げたい
- 大規模利用に向けて、権限やデータ管理のルールを整えたい
- AIとkintoneを組み合わせ、社内ナレッジを蓄積・継承したい
kintoneの導入・活用をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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