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自分の気持ちを周囲に伝えたい、周りの景色を眺めたい、本やテレビを自由に楽しみたい。それは身体の自由が奪われ、話すことさえ困難になっていく、さまざまな難病と闘う患者さんの切実な願いです。

伝の心イメージ


「伝の心」開発の経緯

1990年6月、通産省(現経産省)より、障がい者に配慮した電子機器の早期実現をメーカに促進するため「障がい者情報処理機器アクセシビリティ指針」が公表されました。
1992年4月、(株)日立製作所に情報機器アクセシビリティ推進室が設置され、アクセシビリティ事業がスタートしました。
直後に日立の従業員がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患したことがきっかけとなり、北里大学東病院と日本ALS協会の協力を得て
ALS患者向け意思伝達装置を開発及び実証(臨床)実験を行い、
公益財団法人テクノエイド協会の助成事業を受け開発を始めました。


日立グループYouTube公式ブランドチャンネル

難病患者の心をつなぐテクノロジー(前編)

難病患者の心をつなぐ
テクノロジー(前編)

随意運動系の障害のため、話す、手足を動かすなどができにくくなる難病ALS。発病すると意思疎通が困難となり患者さんや家族にとって大変な障害となります。本映像はALS患者さん用の意思伝達装置の開発に挑んだ日立グループの技術者たちの物語です。

「伝の心」の歴史

皆様に愛されて25年。「伝の心」は、時代と共に進化し続けます。

「伝の心」の歴史
1997(平9)年
  • 10月:発売開始
  • 12月:初号機出荷
    リモコン機能
    ポケベル機能
    読み上げ機能

初号機

2002(平14)年
  • 3月:インターネット対応機能追加(メール/ブラウザ機能)
2004(平16)年
  • モバイル伝の心試作(パネル型の前身)
2005(平17)年
  • 11月:一発メール送信機能追加
2007(平19)年
  • 11月:「伝の心V」発売(OS;WindowsVista対応)
    ユーザーインターフェース一新、DVD機能追加

Windows Vista対応

2009(平21)年
  • 12月:デスクトップ型販売終了
2010(平22)年
  • 3月:OS:Windows7対応
    ユーザデータのバックアップ機能追加
2012(平24)年
  • 11月:自動データバックアップ機能追加
2015(平27)年
  • 6月:パネル型発売開始

パネル型

2016(平28)年
  • 7月:OS:Windows10対応
2017(平29)年
  • 9月:新パネル型発売開始
    「あなたの声(R)」オプション対応

新パネル型

2018(平30)年
  • 5月:保守ツール機能追加
  • 11月:「視線検出式入力装置」オプション対応
    「なんでもワイヤレス」オプション対応
    LINE操作文字盤追加
2019(平31,令1)年
  • 2月:障がい者自立支援機器導入事例普及事業(平成30年度)技術開発研究部門 優秀賞受賞
2020(令2)年
  • 4月:スイッチBOX変更(外部出力機能追加)
    スマートスピーカー対応
    「視線検出式入力装置」オプションに「まばたきスイッチ」機能追加
2021(令3)年
  • 10月:「視線検出式入力装置」オプションの対応装置追加

ありがとう25周年



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