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kintoneのAPI連携とは?特徴や事例をまとめて紹介
この記事がオススメな方
主な対象:小売業、医療関係、物流業、製造業、教育関係
- kintone apiの活用方法が知りたい
- kintone apiの設定方法がわからない
- 他社サービスとの違いが知りたい
こんにちは。サイボウズ株式会社が提供するクラウド型業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」の導入・開発を支援する日立ケーイーシステムズのライターチームです。
プログラミング知識がなくても誰でも簡単にアプリを作成できる、kintoneを活用している企業は多いでしょう。kintoneをAPI連携すると、複数のシステムで保有している情報を一元管理でき、業務効率がアップします。
この記事では、kintoneのAPI連携の基本や事例をまとめて紹介しています。「API連携ってなに?」「API連携でどのようなことができるの?」と悩みのある人は、ぜひ参考にしてください。
kintoneのサービス詳細目次
kintoneのAPI連携とは?
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する、プログラミング知識がなくても業務システムを作成できるツールです。直感的な操作で誰でも簡単にアプリを作成できるので、さまざまな企業で導入されています。
APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」の略です。アプリケーション同士や、アプリケーションとプログラムをつなぐシステムを指します。たとえば、不動産サイトに地図を載せるために、地図アプリと連携して最新の地図情報を掲載することは、API連携の1つの例です。
kintoneのAPI連携によってどのようなことができるのか、API連携のメリットなどについて詳しく説明します。
kintoneのAPI連携の特長・メリット
kintoneのAPI連携を行うと、他のサービスと繋げてデータを外部サービスに渡すことが可能です。1つの作業を行うために、複数のシステムを開く必要がなくなり、業務を効率化し、データの転記や再入力による漏れやミスを防ぎます。
たとえば、kintoneで保有している顧客情報や売り上げなどを他のシステムに飛ばすことができるので、請求書システムに情報を改めて打ち込まなくても請求書が簡単に作成できます。そのため、入力の手間とミスがなくなるでしょう。
反対に、他のアプリの情報をkintoneに読み込むことも可能です。データの転記が不要になり、業務効率と精度の向上が見込めます。
kintoneのAPI連携できるサービス例
kintoneのAPI連携ができるサービスには、以下の例があります。
- Amazon Web Services
- Gmail
- Googleカレンダー
- LINE WORKS
- Microsoft Office
- マネーフォワード
- Slack
- ChatGPT
他にもkintoneとAPI連携できるサービスは多数あります。サービスと連携するとそれぞれの保有するデータをリアルタイムに連携できるようになり、業務効率がアップします。kintoneとのAPI連携を考えている場合は、事前に連携できるかどうか調べておきましょう。
kintoneのAPI連携を使う方法
kintoneのAPI連携を使う方法は、主に以下の2つがあります。
- 連携サービスを使う
- カスタマイズで設定する
2つの方法について詳しく説明します。
連携サービスを使う
kintoneのAPI連携を利用する簡単な方法は、外部連携サービスを利用することです。連携する外部ツールによっては、専用の「連携プラグイン」や「連携ツール」が提供されています。また、多少の知識が必要な場合もありますが、各種の汎用データ連携サービスを使うこともできます。
外部連携サービスを使用してAPI連携を行えば、開発コストをあまりかけずに簡単な設定で実装が完了します。ゼロから開発しなくてよいため、専門的な技術や知識がいらず、スピード感のある実装が可能です。
カスタマイズで設定する
kintoneのAPI連携は、自分でカスタマイズすることでも外部ツールと連携できます。カスタマイズでのAPI連携設定は、自社にマッチした自由な実装ができる一方で、プログラミングの専門的な技術や知識が必要になります。
そのため、プログラミング知識が少なく自分での開発が難しい場合は、kintoneのオフィシャルパートナーに設定を委託する方法がおすすめです。
私たち日立ケーイーシステムズでは、オフィシャルコンサルティングパートナーとして、API連携に関するご相談にも対応しております。
kintoneのAPI連携を活用した業務効率化の事例
kintoneのAPI連携によって業務の効率化ができる例を、3つのシチュエーションで紹介します。
- 請求書の自動作成
- Webフォームの連携
- 名刺管理ツールとの連携
これらの事例について解説します。
請求書の自動作成
kintoneのAPI連携を利用した事例の1つに、請求書の自動作成があります。会計ソフトとkintoneをAPI連携することで、スムーズに請求書の作成ができるようになります。
kintoneと連携せずにクラウド会計ソフトを利用している場合、売り上げデータや経費などは手動で入力しなくてはならず、誤りや重複がないかチェックが必要です。
一方で、会計ソフトとkintoneをAPI連携すれば、取引先情報や入金情報なども一元管理でき、見積もりや請求、債権管理情報などの対応も簡単になるため、業務フローの効率化ができます。
請求書管理システムと自動連携すれば、請求書の発行に手間がかからなくなったり、仕訳データを自動連携できたりするため、会計業務の管理が容易になるでしょう。
Webフォームの連携
WebフォームツールとのAPI自動連携も可能です。GoogleWebフォームでアンケートやセミナーの申し込みなどの連絡を回収した場合、通常であればkintoneに情報を登録し直さなければいけません。
Webフォームに入力された回答を自動的にkintoneへ送るようにすることで、内容がリアルタイムで管理できるため、社内での情報共有がスムーズに行えます。
入力された情報を見落とすリスクもなくなり、kintone上ですぐにレポート化もできるため、データの活用も今までより行いやすくなるでしょう。
名刺管理ツールとの連携
kintoneは、名刺管理ツールと連携することも可能です。
kintoneと名刺管理ツールを連携すると、名刺を探す手間が減り、簡単に該当の人物の情報を得られます。個人の人脈もオンライン上で管理できるので、担当者が異動・退職となった場合も安心です。
名刺管理ツールとkintoneの両方で名刺を保存している場合、情報が二重になり、最新のデータがわからなくなったり、データの整合性が取れなくなったりする可能性があります。kintoneと連携することでデータを一元化でき、情報管理の手間が減ります。
kintoneのAPI連携を利用する際の注意点
kintoneのAPI連携を行う際に注意したい点は以下の3つです。
- 1日あたりのリクエスト数に上限がある
- 同時アクセス数に制限がある
- プログラミング言語の知識が必要
それぞれの注意点について詳しく紹介します。
1日あたりのリクエスト数に上限がある
kintoneのAPI連携においての注意点として、1日あたりのリクエスト数に上限がある点が挙げられます。
kintoneのサーバーに負荷がかかるのを防ぐため、1日実行できるAPIリクエスト数は、1アプリにつき10,000件までと設定されています。従業員数10人以上で同じアプリを使用する場合には、上限に注意しましょう。
同時アクセス数に制限がある
kintoneのAPI連携には、同時アクセス数にも制限があります。同時アクセス数とは、kintoneサーバー内で処理されているAPIリクエスト数のことです。同時アクセス数は1ドメインにつき100個と決められています。
100個のアプリで同時にkintoneを使用したリクエストが発生すると、制限がかけられてエラーが発生します。同時に使用するユーザーの数が多く、アプリ間連携をしている場合などは注意しましょう。
プログラミング言語の知識が必要
kintoneのAPI連携を利用する際の注意点の最後は、ある程度のプログラミング言語の知識が必要な点です。kintoneを利用するだけであれば、プログラミング知識がなくても、直感的な操作で使いこなせます。
しかし、API連携でカスタマイズする際には、コードの記述が必要になるため、プログラミング言語を使いこなすことが必要になります。社内にノウハウがない場合や、リソースが足りない場合には、外部業者への委託も検討しましょう。
kintoneのAPI連携で業務を効率的に!
kintoneのAPI連携を行うと、複数のアプリやシステムを開かなくてもデータが一元管理でき、業務の効率化が図れます。
kintoneのAPI連携できるサービスにはさまざまな種類があるので、業務内容に合わせて連携するサービスを選んでみてください。
その際に、自社でカスタマイズしながら連携を行う場合は、ある程度のプログラミング言語の知識が必要になります。自社にノウハウがある従業員がいない場合や、業務にかけられるリソースがない場合は、外部への委託も検討するとよいでしょう。
まとめ
日立ケーイーシステムズでは、kintoneを活用したシステム構築および連携プログラムの開発・カスタマイズなどの対応を行っています。
「kintoneを活用してアプリの作成をしたい」「既存のシステムに少しだけ変更を加えて使い勝手を良くしたい」などのご要望がある場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
kintoneのサービス詳細※本記事中の会社名および製品名は各社の商号、商標または登録商標です。
