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カスタマイズ

kintone(キントーン)カスタマイズの始め方|プラグインの活用法や注意点、委託費用まで解説

この記事がオススメな方

主な対象:小売業、医療関係、物流業、製造業、教育関係

  1. kintoneを導入したばかりで、プラグインやJavaScriptを使ったカスタマイズ方法を知りたいシステム担当者の方
  2. 外部サービスとの連携やAPI活用で、kintoneをもっと便利に使いたい業務改善担当者の方
  3. 社内で対応できないため、kintoneカスタマイズを外部に委託する際の費用や相場を調べている管理者の方

こんにちは。サイボウズ株式会社が提供するクラウド型業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」の導入・開発を支援する日立ケーイーシステムズのライターチームです。

業務効率化を目的にkintoneをカスタマイズして活用する企業が増えています。しかし、プラグインやAPI、JavaScriptなど選択肢が多く、どの方法が最適なのかわからないといった声も少なくありません。自社で対応するか外部に委託するかによっても進め方は変わります。

この記事では、プラグインによる拡張、外部サービス連携の方法、注意点や委託費用の目安まで解説していきます。

kintoneのサービス詳細

プログラミング知識がなくてもkintoneはカスタマイズ可能

kintoneはサイボウズが提供するクラウドサービスで、申請や顧客管理、プロジェクト進行など幅広い業務を一元化できるのが特徴です。標準機能だけでもワークフロー(一連の業務手順)管理やアプリ間連携、通知機能などを利用でき、さらにカスタマイズにも対応しています。

加えて、必要に応じてJavaScriptでより高度な設定を加えることも可能で、初心者から上級者まで段階的に取り組める柔軟さがkintoneの大きな魅力となっています。

kintoneを柔軟にカスタマイズする方法

kintoneは自社の業務に合わせて柔軟に形を変えられるのが大きな魅力です。そこに工夫を加えることでより実務にフィットした仕組みに進化させることもできます。ここでは、業務改善に役立つ代表的なカスタマイズ手段について解説します。

プラグインを使った機能の拡張

kintoneでは、公式や外部ベンダーが提供する多彩なプラグインを導入できます。見積書や請求書の自動作成、スケジュール管理、PDF出力など、標準機能では物足りない部分を手軽に補えるのが特徴です。設定作業だけで利用できるため、プログラミングに不慣れでも安心して導入できます。

初心者向けから高度な業務改善に役立つものまで幅広く用意されており、自社の課題に適したプラグインを組み合わせれば、短期間で運用を効率化できるでしょう。

APIを活用した外部サービスとの高度な連携

kintoneが提供する「REST API」を活用すれば、外部サービスや既存システムと柔軟に連携できます。たとえば、チャットツールにタスク(個々の具体的な作業、以下同じ)進捗を自動投稿したり、会計ソフトと会計データをやり取りしたりすることが可能です。

APIはサービス間の架け橋で、活用すれば情報の二重入力を防ぎ、社内全体のデータを一元管理できます。標準機能では対応できない業務フローも自動化できるため、効率化を重視する企業にとって非常に有効な手段となるでしょう。

JavaScriptを使った自由度の高いカスタマイズ

より高度な要件に対応する場合は、JavaScriptによるカスタマイズが有効です。ボタンクリックで特定の処理を実行したり、入力画面の表示を制御したりと細かなニーズに合わせた設定ができます。複雑な集計表やグラフを生成でき、プラグインやAPIでは実現できない独自の仕組みを作り込めるのが魅力です。

ただし、専門的な知識が必要で、運用方法を誤ると柔軟性が損なわれる場合もあります。導入を検討する際は、長期的な保守性やリスクにも十分配慮することが重要です。

kintoneカスタマイズを学ぶためのおすすめ方法

kintoneを便利に使いこなすには、カスタマイズの知識を段階的に身につけていくことが重要です。とはいえ独学では情報が散らばりやすく、効率的に学ぶのが難しいと感じやすいものです。ここでは、初心者でも取り組みやすい学習手段から専門性を高める方法まで解説します。

無料の学習コンテンツを活用して基礎から習得する

初心者がkintoneのカスタマイズを学ぶ際は、まず無料で公開されているチュートリアルや勉強会を活用するのが効果的です。公式サイトや入門向けコンテンツでは、標準機能をベースにした実践的な練習が用意されており、段階的に理解を深められるでしょう。

特に「ステップで学ぶ勉強会」などのハンズオン形式は、自分で操作しながら体験できるため理解度が高まるでしょう。基礎を固めることで、次の学習段階にもスムーズに移行できます。

cybozu developer networkで最新情報を取得する

サイボウズが運営する「cybozu developer network」は、kintoneの開発者向け情報が集まる公式コミュニティです。APIリファレンスやサンプルコード、トラブル解決事例が充実しており、初心者から上級者まで活用できます。

フォーラムで他のユーザーと相談できる環境も整っているため、独学では得られない知見を効率的に吸収できます。最新のアップデートや活用事例も随時公開されているため、kintoneを長期的に運用していく上で欠かせない情報源になるでしょう。

kintone認定 カスタマイズスペシャリスト資格を活用する

さらに専門性を高めたい際には「kintone認定 カスタマイズスペシャリスト」資格の取得をおすすめします。この資格ではkintone APIやUser API、cybozu.comの仕様に関する知識を体系的に学べ、プログラミングを用いた開発スキルを証明できます。

取得することで、スキルアップはもちろん社内外からの信頼度も高まります。業務効率化やシステム改善を担う立場にある人にとって、実務での発信力を強める後押しになるでしょう。資格取得を目指す過程自体も学習の大きなステップとなります。

kintoneカスタマイズで注意すべきポイント

kintoneは柔軟にカスタマイズできる一方で、内容によっては思わぬトラブルにつながることもあります。ここでは、実際に気を付けたい代表的な注意点を解説します。

プラグイン競合による不具合に注意

kintoneのカスタマイズで便利なプラグインですが、複数の種類を導入すると干渉して不具合が起こる場合があります。たとえば同じ入力画面を制御する機能を併用すると、正しく動作しないケースが少なくありません。

導入前には互換性を確認し、可能であれば検証環境でテストしてから利用することが重要です。無料お試し期間を活用すれば、導入後に業務に影響が出ないかを確認でき、安心して運用につなげられるでしょう。

アップデートでカスタマイズが動かなくなる点に注意

kintoneは毎月アップデートが行われ、新機能追加や不具合改善が進められています。ただし、この更新により導入しているプラグインや独自のカスタマイズが正常に動作しなくなるケースがあります。

プラグイン提供元が同時に対応してくれるとは限らないため、常に最新のリリース情報をチェックするようにしましょう。システム更新後はテストを行い、不具合がないかを早めに確認することが安定運用につながります。

JavaScriptコードのコピペには注意

JavaScriptで自由にカスタマイズできるのは魅力ですが、理解せずに他社のコードをコピー&ペーストすると大きなリスクを伴います。動作しないだけでなく、将来的な改修や引継ぎ時に内容がわからず業務が止まる恐れもあります。知識に不安がある場合は、専門家へ相談するようにしましょう。

kintoneカスタマイズを外部に委託する際の費用相場

kintoneのカスタマイズを外部に委託する場合、費用は依頼内容や難易度によって大きく変動します。たとえば、入力作業の自動化や画面表示の調整といった比較的シンプルな改修であれば少額で依頼できることもあります。

一方で、基幹システム(販売・会計・生産・在庫管理などの基幹業務を効率化するためのシステム、以下同じ)と連携した大規模なアプリ開発や、JavaScriptを使った独自機能の実装になるとコストが大きくなるケースも珍しくありません。さらに、要件定義や仕様書作成などの準備段階にもコストが発生する点に注意が必要です。

自社で対応するのが難しい場合は、複数社に相談して見積もりを比較し、費用感と対応範囲をしっかり確認するようにしましょう。

まとめ

kintoneを最大限に活用するには、標準機能だけでなく、自社の業務に合わせた工夫や連携が欠かせません。大切なのは「どの業務を効率化したいのか」「どのシステムと連携したいのか」を明確にすることです。準備段階で課題を整理しておくことで、導入後の効果を高められるでしょう。

日立ケーイーシステムズはサイボウズオフィシャルパートナーとして、基幹システムとの連携やアプリ開発支援、プラグイン開発、さらには導入から運用まで一貫したサポートを提供しています。未経験でも安心して相談できる体制を整えていますので、業務改善を一歩進めたい場合はぜひサービス詳細をご覧ください。

kintoneのサービス詳細