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【オフィス×デジタルサイネージ】社内コミュニケーション不足を解消!導入メリットと活用事例
この記事がオススメな方
主な対象:オフィス環境の改善を検討している企業
- オフィスへのデジタルサイネージ導入を検討している
- 社内コミュニケーションの活性化や情報共有の効率化を図りたい
- ハイブリッドワーク時代の情報伝達手段を改善したい
こんにちは。デジタルサイネージソリューション「MediaSpace(メディアスペース)」の情報を発信する日立ケーイーシステムズのライターチームです。デジタルサイネージソリューション「MediaSpace(メディアスペース)」を活用し、社会インフラを支えるさまざまな生活シーンで各種システム・センサーとの情報連携やデータの利活用・可視化による人々のQoL(Quality of Life)向上をめざしています。
近年、働き方改革やハイブリッドワークの浸透により、オフィスにおける「情報共有」や「コミュニケーション」の在り方が大きく変化しています。メールやチャットツールだけでは伝わりきらない情報を、いかに効率よく、かつ印象的に社員へ届けるかが課題となっています。
この記事では、オフィスへの導入が進む「デジタルサイネージ」について、なぜ今必要とされているのか、その背景や具体的な活用メリット、そして運用の手軽さについて解説します。
MediaSpace(メディアスペース)の詳細※本記事に記載のサービス・機能・サポート内容は一般的な情報であり、当社にて必ずしも対応を保証するものではございません。
目次
なぜ今、オフィスにデジタルサイネージが必要なのか?
オフィス向けデジタルサイネージ(電子看板)とは、ディスプレイを使用して社内情報を発信・共有するシステムのことです。従来のアナログな掲示板に代わり、多くの企業で導入が加速しています。なぜ今、注目が高まっているのか。背景から整理します。
オフィス導入のメリット
社内コミュニケーションの活性化|視覚的な情報で会話を生む
テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークが普及する一方で、社員同士の対面コミュニケーションが希薄になるという課題が生じています。デジタルサイネージを執務室や休憩スペースに設置することで、この課題解決が期待できます。
たとえば、新入社員の紹介や社内イベントの告知、部署ごとの取り組みなどを動画やスライドショーで流すことで、社員の目に留まりやすくなります。「あのニュース見た?」といった偶発的な会話のきっかけを作り、組織の一体感を醸成する効果があります。
情報共有のスピード化|リアルタイムな発信で周知徹底
従来のポスターや掲示板では、印刷・貼り替えの手間がかかる上に、情報の鮮度が落ちやすいというデメリットがありました。また、全社員へのメール配信は重要な情報が埋もれてしまい、開封されないリスクもあります。
デジタルサイネージであれば、ネットワークを通じて即座に情報を更新・配信できます。経営層からのメッセージや目標達成状況のグラフ、業界ニュースなどをリアルタイムに表示することで、社員の意識統一をスムーズに行うことが可能です。
ペーパーレス化の推進|SDGs・コスト削減への貢献
オフィス内の掲示物をデジタル化することは、用紙代やトナー代、印刷にかかる工数の削減に直結します。
また、環境負荷の低減(ペーパーレス)は企業のSDGs活動の一環としても重要視されています。常に最新の情報に切り替わるサイネージは、古い掲示物が壁に残ったままになる状況を防ぎ、オフィスの美観維持にも貢献します。
専門スキルは不要。「使い慣れたツール」で手軽に更新する仕組み
デジタルサイネージの導入を検討する際、「運用が難しそう」「専用のコンテンツ制作スキルがない」といった懸念を持たれる方が多くいらっしゃいます。しかし、近年のシステムは総務や広報担当者が手軽に扱えるように進化しています。
PowerPointやExcelの活用|普段の業務ソフトがそのまま使える
多くのオフィス向けサイネージシステムは、普段業務で使用しているPowerPointやExcel、Word、PDFなどのファイルをそのまま表示コンテンツとして利用できます。
特別なデザインソフトを覚える必要はありません。たとえば、Excelで管理している「今月の売上グラフ」や「無災害記録表」、PowerPointで作った「社内報」をシステムにアップロードするだけで配信が完了します。使い慣れたツールで作成できるため、担当者の学習コストを最小限に抑えられます。
クラウド型配信システム|場所を選ばず一括管理
クラウド型のサイネージシステムを利用すれば、Webブラウザ上の管理画面からコンテンツの更新やスケジュール設定が可能です。
複数の拠点(本社、支社、工場など)にディスプレイがある場合でも、本社の管理PCから一括で配信内容をコントロールできます。「月曜日の朝礼前には社長メッセージを流す」「ランチタイムには福利厚生情報を流す」といった細かなスケジュール設定も、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で行えるものが主流です。
PCを持たない現場スタッフにも公平に情報を届ける
オフィスワーカーにはメールやチャットで情報が届きますが、工場や物流倉庫、店舗のバックヤードなど、一人一台のPCを持たない「ノンデスクワーカー」への情報伝達は、企業にとって大きな課題です。
情報格差(デジタルデバイド)の解消|受動的な情報収集を可能に
現場スタッフへの連絡が朝礼での口頭伝達や紙の回覧板に依存している場合、伝達漏れやタイムラグが発生しやすくなります。休憩所や更衣室、食堂、作業エリアの導線上にデジタルサイネージを設置することで、PCを持たないスタッフにも公平に情報を届けることができます。
スタッフは画面を見るために特別な操作をする必要がありません。休憩中や移動中に「ただ眺めるだけ」で自然と会社の方針や重要なお知らせが目に入り、社内の情報格差(デジタルデバイド)の解消につながります。
災害時の緊急情報発信|安全確保への活用
デジタルサイネージは、平常時の情報共有だけでなく、緊急時の情報インフラとしても機能します。
地震や火災などの災害発生時に、緊急地震速報や避難経路、安否確認の指示などをディスプレイに割り込ませて表示させる機能を持つシステムもあります。(例:Lアラート連携)騒音のある工場内や、スマホを見ることができない作業中であっても、視覚的に危険を知らせることで従業員の安全確保に役立ちます。※連携可否や必要機器は、導入構成・運用要件により異なります。
受付や会議室管理など、バックオフィス業務の効率化への応用
デジタルサイネージの用途は、社内広報だけにとどまりません。来客対応や施設管理といったバックオフィス業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールとしても活用されています。
無人受付システム|企業イメージの向上と工数削減
エントランスにタッチパネル式のサイネージを設置し、内線電話と連動させることで「無人受付」を実現できます。
来訪者は画面の案内に従って担当者を呼び出せるため、総務スタッフが常駐する必要がなくなります。また、待機画面に自社の製品紹介動画やウェルカムメッセージを流すことで、待ち時間を利用した企業ブランディングにもつながり、来訪者への印象を良くする効果もあります。
会議室予約状況の可視化|空予約の防止と稼働率向上
会議室のドア前に小型のサイネージ(ルームプレート)を設置し、グループウェアのスケジュールと連携させる活用法も一般的です。
普段お使いのスケジューラーに入力した予約情報が自動で反映されるため、「使用中」「空室」のステータスや、次の予約時間などが一目でわかるようになります。予約が入っているのに使われていない「空予約」を可視化して解消を促したり、急なミーティングで空いている部屋をその場で確保したりと、会議室運用の効率化に大きく貢献します。
社員が自然と注目するコンテンツとは
デジタルサイネージを導入しても、ただ業務連絡を流すだけでは社員に見てもらえない可能性があります。社員が「つい見てしまう」「役に立つ」と感じるコンテンツを織り交ぜることが、運用成功の鍵です。
リアルタイム情報との組み合わせ|天気予報・ニュース・交通情報
業務情報だけでなく、天気予報やニュース、鉄道の遅延情報など、社員の生活に関わるリアルタイム情報を画面の一部に表示させます。
「雨が降りそうだから傘を持って帰ろう」「電車が遅れているから早めに出よう」といった自分ごとの情報は、ディスプレイへの注目度を高めるフック(きっかけ)になります。これらを見るついでに社内のお知らせも目に入る、という習慣を作ることが重要です。
社員参加型コンテンツ|モチベーション向上と相互理解
社員が登場するコンテンツは、非常に注目度が高くなります。
- 社員紹介・他己紹介: 普段接点の少ない他部署のメンバーの趣味や人となりを紹介する。
- サンクスカード・表彰: 活躍した社員や感謝のメッセージを表示し、賞賛の文化を作る。
- 誕生日メッセージ: その月に誕生日の社員を祝う。
また、社内SNSの投稿をピックアップして表示するなど、社員自身が発信した内容が反映される仕組みを取り入れると、閲覧頻度と関心度がさらに高まります。
まとめ
オフィスにおけるデジタルサイネージは、単なる「電子掲示板」を超え、社内コミュニケーションの活性化や情報格差の解消、バックオフィス業務の効率化を実現する多機能なツールです。
一方で、導入にあたっては「運用が難しそう」「コンテンツ作成が大変そう」という不安もあるかもしれません。その場合は、PowerPointなどの使い慣れたソフトで手軽に更新でき、災害時の情報発信(Lアラート等の災害情報を取り込む構成を含む)にも対応しやすいクラウド型デジタルサイネージサービスの活用も選択肢です。
日立ケーイーシステムズが提供するサービスのご紹介
株式会社日立ケーイーシステムズでは、オフィス環境の最適化を支援する各種ソリューションを提供しています。
サイネージソリューション「MediaSpace」では、Outlookの予定表と連携した表示機能をご利用いただけます。
また、導入前の環境調査から、導入後の運用サポートまでをワンストップでご支援しております。
機能追加やカスタマイズなどのご要望につきましても、個別にご相談を承っておりますので、業務効率化やIT環境の整備に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
